決算資料について
令和3年度の練馬区決算資料を見てみた。
※1億円未満切り捨て
純歳入:4535億円
総歳入:4596億円
(予算比:-109億円)
歳出:4469億円
繰越明許費:88億円
(予算比:ー237億円)
と、いうことで 令和3年度は127億円の黒字のようだ。
さらに、これは細分化されて「一般会計」「介護保険会計」などに分かれるようだ。
そしてこれが普通会計の決算概要
注: 普通会計とは、決算統計上の会計で、各地方公共団体間の相互比較や年度間比
較が可能となるよう、総務省の定める基準により、一般会計から重複額等を控除し
たものである。
ここには106億円の黒字と記載がある。
そして、令和2年度と比較すると、歳入が 10.9%、歳出が 11.7%と、ともに減とのこと。
歳入について
歳入からみていくと、
一般財源は、前年度比 98 億円(5.7%)の増加。
- 地方消費税交付金が、15 億円増加。
- 特別区財政調整交付金が、69 億円増加。
特定財源は、前年度比 485 億円(26.7%)の減少。
- 特別定額給付金給付事業費が740 億円減少。
- コロナ給付金などで増加はあった。
歳出について
義務的経費は、180 億円(11.9%)の増加。
- 人権費は7億円の減少
- 子育て世帯臨時給付金が73億円の増加
- 非課税世帯臨時特別給付金が66億円の増加
- 私立保育運営経費が12億円の増加
- 公債費が26億円の増加
投資的経費は、14億円(5.6%)の増加。
- 学校施設整備費は12億円の減少
- 病院整備費補助金は44億円の増加
その他の経費は、598 億円(36.0%)の減少。
- 特別定額給付金が、740 億円の減少
- コロナワクチン関連が、97億円の増加
所感
と、決算資料を見てみたが
コロナ関連が落ち着いて、歳出も歳入も以前に戻り始めている感じか?
区の財政としては黒字で、ひとまずは安心した。
今後は、練馬区の歳入について深堀りしたい。
どのような構造になっているのか?
何か良い資料があれば、教えてください。

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